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ブランディング.2

Branding.2

「ブランディング」とは、中長期にわたって、企業や商品などに込められた「想い」や「らしさ」を
カタチにして育てていきながら、顧客や社会に価値を提供し、継続的な関係を築いていく活動です。
ロゴやスロガーンだけでなく、製品デザイン、店頭、デジタル表現などブランディング活動は広範囲に渡ります。
企業や商品ごとに最適なコミュニケーション戦略があり、効果的なプロモーションも異なります。
ゴエンジンは、お客様に最適なブランディングをご提案します。

B to B ブランディング

B to B Branding

近年、B to B企業においても「ブランド戦略」の重要度が増加傾向あります。その理由は、以下の点が挙げられます。

1. 顧客の変化

グローバル化に伴い新しい取引先のニーズに応じたアピールが求められる。

2. 製品・技術の変化
  • 性能や品質のコモディティ化が進み、技術や機能面だけで優位性を確立することは難しい。
  • 「設計や技術のデジタル化」により製品の「標準化」が進み、「価格競争」脱却のため「付加価値による課題解決力」が求められる。
3. 企業内での変化
  • 企業のイメージ戦略によって、優秀な人材の確保にもつながる。
  • 自社の価値とビジョンに沿って社員が判断し行動できるようになり、社内の求心力になる。

B to B ブランディングの
基本的な流れ

Phase1. ヒアリング・調査

企業、ソリューション、技術のうち特にアプローチしたいことや、会社の強み、今後目指したい方向性などについてヒアリングを行います。予算もお聞きした上で、必要に応じて様々な角度から調査を行い、最適なブランディングをご提案します。

Phase2. アプローチ確定

自社の置かれたポジションと課題をもとに、目的を明確にした上で、下記3つのうち何をアプローチしたいかを確定します。BtoBブランディングのアプローチは、次の3つが挙げられます。

  企業ブランディング ソリューション
ブランディング
技術ブランディング
目的 企業イメージの訴求と
共感醸成
顧客ニーズへの
アピール
特定分野における
技術の差別化
ポイント 社会貢献や環境への配慮などを含めた企業としてのビジョンや企業姿勢を訴求
  • 顧客にどのようなソリューションを提供するのか明快かつ印象的に訴求
  • 知名度が低い場合はブランドポジションを明確にする
  • エンドユーザーの経験価値を想起させることも有効
  • 分野を絞り込み特定分野での自社製品やサービスの「特徴」を訴求
  • 技術(仕組み)の特徴を説明するのなく「ブランド化」することが重要
期待される
効果
  • リクルーティング
  • 信頼性獲得
  • 社内の帰属意識の醸成
  • 社員モチベーションの向上
  • 新規顧客の発掘
  • 競合との差別化
  • 社内における
    事業指針の啓蒙
  • 技術の認知度の向上
  • 競合との差別化
  • 社内での開発指針の啓蒙

Phase3. 理念・コンセプト等の策定

上記の3つのアプローチにおいて、各々のポイントを踏まえて、企業理念やコンセプトを策定します。

Phase4. コミュニケーション戦略

策定した企業理念、コンセプトをもとに、一貫したコミュニケーション戦略のもと、効果的なプロモーションを行います。

インナー
コミュニケーション

Inner Communication

すべての社員がめざす方向を共有し、その方向へ進む環境を創ることこそが、企業ブランディングにおいて重要です。企業ブランディング、商品ブランディングなどを展開しても、インナーの土台の要因が固まっていないと、限定的な効果しか得られないかもしれません。企業理念やブランドのビジョン、社長の意思を伝え、社員同士の交流を通して社員一人ひとりが主体的に考えて行動し、皆が同じ方向を向くためのコミュニケーション戦略の立案とツール制作を行います。

1. インナーコミュニケーションの対象者

インナーコミュニケーションは、社員を中心とした社内のステークホルダーに対して行います。インナーコミュニケーションは、企業広報の「核」と言えます。確かな「インナーコミュニケーション」の実践こそが、あらゆるブランディング活動の成功を導き、あらゆるステークホルダーとの良好な関係を築く土台になると言えます。

2. インナーコミュニケーションによって期待される効果

企業や事業の価値をインナーに浸透させることで、従業員のエンゲージメントが高まり、アウターへのブランド価値を高めることにつながります。

社員への効果
  • 社員のロイヤリティ(忠誠心)向上
  • 「社員満足度」とモチベーション向上
  • 社員同士の連帯感強化
  • 社員の離職率低減
  • 社員によるブランド価値の社外発信
企業への効果
  • ビジョン統一による社内の一体 感醸成
  • 経営方針・理念・ビジョンの社 内浸透
  • 事業承継・世代交代による社内 の再構築
  • 企業統合などの社員意識の統一
  • 企業ブランド価値の向上

インナーコミュニケーションの基本的な流れ

Phase1. ヒアリング・調査

企業のブランド理念やビジョンなどがどれだけ浸透しているか、企業の抱える課題を抽出していきます。社員の理念浸透度や意識に関する調査もご予算に応じて行います。

Phase2. 理念・ビジョンを明確化

インナーコミュニケーションのポイントは、企業理念やブランドのビジョンを明確にすることです。明確なメッセージがなければ企業理念やブランドメッセージ、経営理念をさらに具体化した行動指針、クレドなどの開発もサポートいたします。

Phase3. コミュニケーション戦略

明確化した理念やビジョンに基づき社員ひとりひとりが主体的に考え、行動できるようコミュニケーション施策を行います。

インナーコミュニケーション施策例
コミュニケーションツール
  • ブランドブック/ブランドムービー
  • 社内報/グループ報
  • 社内SNS運用
  • 社内限定映像
  • クレドカード/社内ポスター
社内イベント
  • 社内表彰/表彰式
  • 社員総会/キックオフ
  • 懇親会
  • 社内運動会
  • 感謝の集い/企業謝恩会
  • 懇親会
その他
  • 周年事業/周年イベント
  • ナレッジマネジメント

Phase4. トレーニング・プロジェクト化・効果測定 など

社内研修など定期的なトレーニング、理念浸透ワークショップなど、インナーブランディングを浸透させるための実行支援もサポート。また、社員が、理念やビジョンに対してどのように理解、実感、実践しているか、仕事や組織に関する意識やモチベーションなど、アンケートやインタビューによる意識調査も行います。(オプション)。